自転車盗難
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自転車盗難の実態と対策
愛知県内で発生している自転車盗難件数は、1年間で約3万件と多発しております。
自転車泥棒で検挙された人達の「何で盗んだか」の統計で、約70%が「チョイ乗り泥棒」と「イタズラ泥棒」で、残りの約30%が「欲しい泥棒」です。
「欲しい泥棒」はそれが欲しいので宝石泥棒と一緒で色々な手段で盗んでしまいますので防ぐのは難しいです。
しかし、その他の盗難は少し工夫すれば減ります。
それは「ツーロック」です。
平成18年に愛知県警が自転車を盗んだドロボウ(408人)に対して、「盗まない自転車」について調査をしました。
約70%の犯人が「ツーロック (カギが2個かけてある)の自転車は盗まない」
と答えました。
ドロボウの手口はカギを力任せに曲げたり、工具を使ってカギを破壊したりしてわずかな時間で簡単に盗まれているのが現状です。
そこでツーロックにすればカギの破壊に時間がかかり犯行を諦めさせることができます。
カギの選び方 カギのかけかた
カギの種類
後輪についているサークル錠ですが、簡単に破壊できるタイプではなくピッキングされにくい「シリンダー錠」や、最近よく見かける「ディンプル錠」がおすすめです。
ワイヤー錠
ワイヤー錠は太い物(12mm以上)長さは60cm以上がおすすめです。
カギのかけかた1
後輪はサークル錠でワンロック、ワイヤ錠で前輪とフレームとでツーロック
カギのかけかた2
ワイヤー錠で地上の固定物(フェンス、ガードレール、駐輪場のバー)などの動かないものとくくりつける方法も有効です。
すぐれもの!
ここ数年でよく販売されている後輪のサークル錠をかけるとハンドル(または前輪)を同時にロックしてくれる、自転車もおすすめですね。
地域によって環境もちがってきますので、くわしくは自転車屋さんに相談してみてください。