稲置街道
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イトウサイクル
【サンポリング 2】 2008/7/29 am 9:00〜pm 5:00 約60?
なかなかタイミングが合わなかった、Tさんとのサンポリング。暑い暑い一日のスタート。
今回は稲置(いなぎ)街道を走る。
この稲置街道は名古屋城から犬山城までをつなぐ旧街道。いわゆる、旧国道41号線に沿う街道となります。
【いつものところ】となった大曽根マ●クで集合。いったん旧国道41号線を北上。上飯田あたりから左折、辻町へ。惣兵衛川を西へしばらく進んで矢田川、庄内川にかかるふれあい橋を渡る。かつてこのあたりには、街道をつなぐ渡しがあって、船が行き来していたらしい。
味鋺の地内に入り、味鋺護国院へ。赤と白で塗り分けられた納骨堂などが印象的。
車一台がようやく通れるぐらいの街道をしばらく進むと、昔からの屋敷塀が残る旧造り酒屋跡。さらに少し先の辻にお地蔵さまが立っている。【首切地蔵】と呼ばれるお地蔵さまだ。おなかあたりに、斜めに大きく切り口みたような傷が目に飛び込んでくる。
まもなく旧国道に合流して北上、春日井二子山古墳を登ってみたあと、一気に小牧市へと走りこむ。
小牧市に入ったあたりから街道は再び旧国道41号線から少し外れたところを走ることになる。小牧の中心地街に戎蔵院につきあたると、そこには道標が建てられている。その一面に【南 名古屋】と記されている。名古屋?とひっかかるところがあったので、あとから調べてみたら、稲置街道が開設されたのが元和9年(1623)、名古屋城築城1612年とすれば、【南 名古屋】という表示もうなずける。
田縣神社で、ちょっと一休み。ただし、写真撮影は禁止。
先へ進んで、犬山市。旧街道は本町へと入るところを、旧国道41号線を走り、駅前を越えたあたりから左折して犬山城へと向かう。
暑い一日にもかかわらず、そこそこの人出。車いすで登城の人もあって、そのグループの人たちの手助けの様子にも、熱さを感じる。
天守閣の風の通り具合は快適。暑さを忘れる。
帰路はいったん駅前に戻り、昼食の後、国道41号線に出てひたすら側道を走る。まずは小牧山小牧城を目指す。
Tさんは自転車にのったまま、小牧山を登る。私はあきらめて自転車を押して歩く。年の差を覚える。
そのあとは、さらに国道41号線を休むことなく名古屋へ。黒川にて解散。
この日の水分摂取量、およそ、2リットル。燃費?リッター30キロ。
気温は38度、路面温度は知りたくないほどだったと思う。